■vol.69 バクテリアが空気中の二酸化炭素をバイオプラスチックに変換
(キーワード:プラスチック、二酸化炭素、バクテリア)
Anthropocene誌からProceedings of the National Academy of Sciences誌に掲載された研究を紹介します。
プラスチックを生産するにはほぼ全ての段階で温室効果ガスが排出され、2030年までに排出量は年間1.34ギガトンに達すると予測されています。
その排出量を減らすために韓国の化学技術者がバクテリア、電気、触媒を組み合わせ、二酸化炭素を生分解性プラスチックに効率よく変換させる方法を開発しました。
従来の方法では少量しか生産できなかったものの、この方法ではその生産量が100倍にも増加したそうです。
洗濯、洗浄で使われるプラスチックでも活用可能な技術になるかもしれません。二酸化炭素の排出量を減らすだけでなく、それを活用してバイオプラスチックに変換するという新しい方法について、
ぜひこちらからご覧ください。