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 ■vol.24 2021年のブログについて

(キーワード:未来洗浄研究会、洗浄、洗濯、人新世、気候変動)


このブログでは様々な洗浄の種類の中から、まず洗濯に焦点をあて、洗濯による地球環境への影響や、企業や個人の責任ある消費・生産のあり方や少子高齢化が与える影響などを含む社会環境の変化、各国の洗濯文化の違いなどを含む文化的環境など、いろいろな視点から情報を提供していきたいと考えています。

2021年のブログでは、まず地球環境に与える洗濯の影響に着目し、課題や解決策について情報を提供していく予定です。その一つの方法として、未来洗浄研究会の共同設立団体の一つ、フューチャー・アースの独立雑誌『Anthropocene(人新世)』誌から記事を紹介していきます。本刊行物はサステナビリティに関する様々な解決策や新しい研究成果を紹介しており、その内容は『Quartz』(米国)、『Le Monde』(フランス)、『El Pais』(スペイン)、『Scroll』(インド)、『果壳』(中国)に同時配信されています。2019年にはFolio Eddie Award を含め三つのジャーナリズムの賞を受賞しており、今後は『The Atlantic』誌やスタンフォード大学とも提携する予定です。本ブログでは、このAnthropocene誌から環境問題に関する最新の研究や解決策を紹介する記事を日本語に翻訳し、配信していきます。

一方、世界では脱炭素社会の実現に向けて大きな動きがありました。2021年4月22日から23日にかけて40の国と地域の代表が参加した気候サミットが開催され、その中でバイデン大統領は米国が2030年までにCO2排出量を2005年比で50〜52%削減すると宣言しました。日本も世界の脱炭素化のリーダーシップを取っていきたいとし、2030年までに温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指すと宣言しています1。これまで26%削減としてきた削減目標を上回る目標設定です。このような気候変動に対する取り組みが示す通り、今後日本を含め世界各国による脱炭素社会の実現に向けて様々な動きが加速すると思われます。そのような動きが洗浄にどのような影響を与えていくのか、本研究会でも注目していくと共に、このような世界のサステナビリティに関する動きも鑑みながら本ブログで情報を提供していきたいと考えています。

2021年のブログもぜひご覧ください。