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 ■vol.44 糖類を使ったサステナブルなプラスチック

(キーワード:循環型社会、プラスチック、リサイクル、分解)


Anthropocene誌からJournal of the American Chemical Society誌に掲載された研究を紹介します。研究者らが糖アルコールから2つの異なる有機化合物を作り、それをプラスチックの構成要素として使ったところ、ゴムのように伸縮するプラスチックと、日常生活で使われる多くのプラスチックのように硬く柔軟性を持つプラスチックの2種類を作ることに成功したと報告しています。このプラスチックは、商業用リサイクル工程で加熱・改質されても機械的性質を維持でき、また環境中に放出された場合でも分解されるとのことです。サステナブルな洗剤の容器に使える技術になるでしょうか。ぜひこちらからご覧ください。